↑
車を選ぶ その5の続き
急に購入検討車として出てきたVWのキャンパー。
並行輸入のオーナーさんとお話したときはT6という型が終了し、ベース車両のマイナーチェンジが入るため、我が家が購入できる車両はT6.1になるという。
T6.1 California Oceanが今回検討する車両である。
初めに検討したベンツのMarco Poloとの違いは
①ディーラー純正キャンパーである
②VWは、車体の長さがベンツより短く5mを切っている
③車に備え付けの椅子2脚の収納場所がリヤハッチゲート
(ベンツは後部収納部分に収まっており収納量が減。)
国内で並行輸入している会社は数社あり、ホームページで車両紹介などもあった。
T6 California Oceanのブログにはたどり着けなかったが、T5のオーナーさんの購入歴や車内の説明などブログで拝見し、ざっくりと理解した。特にT6 California Beachのオーナーさんのブログは非常に勉強になり、参考にさせてもらった。
T6.1 California Ocean
定員:乗車4人 就寝 大人2人と子供2人
サイズ:1904(幅)×4904(全長)×1990(高さ)cm
設備:後部座席左側にシンク、コンロ(2口)、冷蔵庫、クローゼット、
収納式テーブル2つ(シンク側に折りたたみと、右スライドドアに収納)
電動ポップアップルーフ、椅子2脚(リアハッチ内に収納)、オーニング
↑写真は、左側のテーブルを使用し、リビングに。前方の座席も回転し4人使用できるリビングになる。
↑写真は就寝時のレイアウト。ポップアップルーフに2人、1階はセカンドシートを倒し2人就寝可能なベッドへ。1階のベッドサイズは1.140mm×1.950mm、2階(ポップアップルーフ)は1.200 mm x 2.000 mmである。
車を探し始めたときにかんがえていた条件を確認してみる
- 車中泊のスペースだけでなく、少しの居住スペースも欲しい
→OK 国産バンコンには及ばないが、食事できて眠れるなら十分である - 非常時のトイレを設置できるスペース
→△ 欧州でもポータブルトイレを積んで使用している 個室はないが緊急時程度には対応可とした - アイドリング無しでクーラーを使える
→× もうあきらめた・・・夏は標高1000mまで登ることにした - 電子レンジを使用したい
→× これもあきらめた 不自由を楽しむ努力をすることにした ガスで湯煎して簡単に食べられる惣菜を探すことにした 電子レンジを使いたい時にはポータブル電源とレンジを積んで試してみる - 街乗りで使うこともできる
→OK 近所のスーパーの駐車場は高さ制限2100mm 問題なし
車を探し始めた条件を確認すると満たされていないし、この条件を希望するなら国産キャンパーで探すのが懸命と客観的に感じた。しかし、条件としてあげることがなかったが、というより、条件にあげるまでもなく夫婦共に車の走行性は譲れないものであった。普段乗っている車と同様の走行性が、どの車にも付いてくるぐらいの思い込みをしていた。家を買うわけでなく、快適に移動するための手段であり、あくまでも購入するのは車。ドイツのアウトバーンを時速180km/hrで走っている実績を持つVWのキャンパーをまず乗ってみたい、その気持ちが大きくなり、アウトランダーPHEVからはじまった車探しはミニバンキャンパーに終着した。