VW T6.1 キャンピングカーで始める車旅

カリフォルニアオーシャン購入の記録 

VW T7(Transporter 7)の発売でキャンピングカーはどうなる?

 VW T6の後継車T7のプロトタイプがネットにあがっていた。新型ではホイールベースが延長され居住空間が広くなるようだ。プラグインハイブリット(PHV)も出るとか出ないとか興味惹かれるT7だが、キャンパー仕様のCaliforniaシリーズはどうなるのか非常に気になる。

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 T7はVWグループの「MQB」というプラットフォームが採用されるようだ。以前はプラットフォームは数車種で共有し、ホイールベースの調節やサスペンションアームの長さを変更して左右タイヤ接地面の中心間の距離を変えるなどしてきた。この車種ごとの専用設計で生じる部品の増加とコスト高を解消するために採用されたのがMQB方式のようである。MQBはModular Transverse Matrix(モジュラー トランスバース マトリックス)の略で、小型車から大型車まで異なるセグメントの車を横断して部品を組み合わせて生産する手法らしい。ようはコストを削減できる合理的な方法のようだ。

 しかし欧州の自動車記事を翻訳機能を通して読んだ結果、Californiaシリーズの上部構造の荷重にMQBが対応できないため、2025年まではT7と平行してT6.1の生産が継続する見込みとの情報を得た。Californiaは当分はT6.1で残るということか。ただ、2021年にはT7がお披露目になる見込みなので、その時今後のCalifornia情報も分かるだろうか。今後の進化が楽しみである。

 そして、VWは今後電気自動車の日本国内販売を来年に計画しており、IDシリーズも発売される。電気自動車は電池の問題があり、日々発展開発されている。トヨタも研究しているような固体電池が量産化され、いつかガソリンスタンドではなく電池スタンドで電池交換して車が走る時代がきたらと考えると、また面白い。今の電気自動車のように繁忙期のサービスエリアでの充電待ちなどとは無用な次世代電気自動車ができて、キャンピングカーも電気自動車になるような日が来たらそれは楽しみである。

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VW ID.4