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続き
オンライン見積もりができないため、各社電話で問い合わせをしてみた。輸入車のキャンピングカーを検討する人には、ほんの一部の情報だが参考になると思うので記録を残す。
・全労災 契約不可 理由:型式不明のため車両保険は加入不可
・イーデザイン損保 契約不可 理由:型式不明のため自動車保険自体に加入不可
・三井住友海上火災 契約可能 車両保険もOK
・東京海上日動 契約可能 車両保険もOK
・チューリッヒ 不明(おそらく可能・・・?)
平行輸入車でかつ日本国内の正規ディーラーが扱っていない車種は、型式が「不明」となる。上記2社はその理由で契約ができない。ただイーデザイン損保は、すでに所有している車の既存の保険契約がある時は、保険の契約期間中は乗り換えた車が平行輸入であっても適応となるとのことだった。しかし、契約更新時に他社の保険へ乗換えが必要となる。もちろん新規では平行輸入車は契約ができない。
キャンピングカーがというより、並行輸入車という理由で制限がかかった結果だった。全労災は型式不明でなければキャンピングカーでも契約可能との返事だった。
他にも保険会社に確認しようか迷ったが、最後の一社での精神的疲労が強く、確認はやめることにした。ネットで一括検索できないと比較するのもエネルギーがいる。
チューリッヒは窓口で確認したときに、なかなか苦行を強いられた。平行輸入車もキャンピングカーも契約できるとオペレーターに確認したあとの会話。(オペレーターが電話を保留にし上司に契約の可否を確認にしにいった後の話。)
「では型式をお願いします。」
「・・・あの平行輸入なので型式不明なのですけど・・・。」
「当社では型式不明ではシステム上見積もりが取れないです。」
「でも、並行輸入でも契約できるってさっき上に確認にいかれましたよね?」
「お待ちください。ーー(保留)ーーでは、車台番号をおねがいします」
「車台番号わからないんですが、排気量や車種、車両価格や安全装置の有無とかのデータで概算でいいのででないですか?」
「車台番号がなければ、システム上見積もりが取れないです。」
「他社さんは出るんですけど、どうして出ないんですか?」
「他社さまのことは分かりかねます。」
「本当にでないか確認してもらえませんか?」
「お待ちください。--(保留)--お見積もりいたします。では、現状の確認をさせていただきます。中断証明書のある保険の契約はお持ちでしょうか?」
・・・中断中の保険の確認・使用目的・運転者の限定・免許証の色など型どおりの質問があり、車に関しての質問はメーカー名のみだった。車両価格も排気量も聞かれなかった。中断証明書の有効期限がどれだけあるのかの期日の詳細などにえらく細かく質問されるが、肝心な車の質門もなかった。ここまで要した時間すでに30分。そして、最後には・・・
「車検証がお手元になければ本日見積もりは車両保険では出せません。よろしでしょうか?」
「さっき、車両保険の概算できるっていいましよね?」
「お待ちください。ーー(保留)--では、今回335万円分の車両保険に対し概算をお出しさせていただきます。」
「・・・・?!なぜ335万円なんですか?どこからでた値段なんですか?」
「フォルクスワーゲンというメーカーしか伺っておりませんのでこの金額でしかお出しできません。」
「わかりました。(ふう。聞かなかったよね?こちらから車の情報お伝えできますって言ったよね?排気量聞いた?んーーー、心の中で深呼吸。)・・・こちらも知識不足なので上のかたに電話かわっていただいていいですか?」
もう疲れたので、会話の記録を確認してもらい見積もり可能かメールしてもらうことにした。メールの結果、車台番号が分からなくても、車検証がなくても、車両保険の見積もりは取れることは分かったが、もう疲れたのでチューリッヒさんとはご縁がなかったということで終えた。
有事の対応のオペレーターや担当者がこの状況に当てはまるわけではないとは思うが、不必要なリスクは避けたいという思いと、ここでは大分はしょったが普通の会話が通じない状態が続き、他社さんとの電話が全て神対応に感じた時点でもう一度見積もりをもらおうとは思えなかった・・・。
東京日動火災の代理店も問題なく対応いただき、並行輸入かつキャンピングカーでの契約の可否や準備する書類をすぐ提示してくれたのでスムーズな印象だった。3ナンバーと8ナンバーでの保険料の差額はこちらでは16000円だった(8ナンバーが安い)。三井住友海上火災か東京日動火災のどちらかで契約することにした。
やはりどこでも契約できるわけではないのと、ネット契約ができない事が確認できた。